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道徳教育の背景

道徳教育とは、自然なこころある行動をうながす教育のこと。理性ある社会人を育てるものとして改めて復活したのが「道徳」です。「道徳」が導入されるようになった背景について
特設道徳(道徳の授業)が1958年の学習指導要領に登場するようになり、それまでは、戦前の「修身」という授業が、軍国主義の推進に大きな役割を果たした反省から、特別の授業をわざわざつくって、国が決めた徳目を教え込む授業は一時期ありませんでした。
しかし、朝鮮戦争で米ソの対立が激化すると、米国から反共の防波堤のため日本の再軍備化が指示され、1950年警察予備隊、1954年自衛隊が誕生します。そのような中、国策に従う国民の育成のために「道徳教育」を持ち出して徳目を教え込むようになったようです。
道徳教育は担任指導が原則になっているようですが、担任に全てを任せるのは、現状では厳しいのでみんなで知恵を出し合って指導したほうが良いのではという意見もあるようです。

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大人の道徳教育

人間である限り大人というのはその時代の影響を受け、子供に悪い影響を与えます。大人が悪い見本を見せている事と幼い頃から厳しい教育をされてきてない現実があります。今の世の中の道徳観や倫理観の欠如は一方的に子供たちだけが悪いと言う訳にもいかない気もします。
大人や政治家など上に立つ者が規範を示す必要があるようにも思えます。そのような観点からも、子供たちに教室の中だけではなく、クラブ活動や委員会活動など、勉強以外の課外活動を通じて道徳心を養えるように学校全体あるいは社会全体で考えて指導する必要性も感じられます。
戦後から高度成長時代の中で、日本人は”金”の意識を非常に強く持ち始め、世の中”金”だという意識が増加して今の悪い大人の増加に結びついたと言えます。
そして90年代以降、バブル崩壊の影響で生き残る為に倫理を失い、欲望が渦巻く社会になってしまいました。必然的にその影響をモロに受けてきた大人は歪んでいったと言えます。その大人の影響を受けて育った子供たちが歪むのは当然の事でしょう。
資本主義で「金」を追うばかりでなく、もうすこし日本的な規範の模索をすることは、今後大切なことだと感じます。

道徳教育と宗教

道徳教育の正しいあり方や道徳教育の研究などを模索している熱心な関係者・団体も沢山あります。
各地域の道徳教育学会、道徳教育研究会 、日本道徳教育学会や道徳教育研究大会など。
また、道徳教育、道徳教育論、道徳教育の研究などに関心のある人は、各大学の講義などを聴講されては如何でしょうか。
心に響く道徳教育をするためには、まずは大人や先生自身が道徳教育の目的や背景を理解したうえで、易しい言葉に直して生徒に伝えることが必要と思います。
教育指導要領には表面的なことしか書いてありませ。理解するのも難しいものです。講談社学術文庫「現代倫理学入門」加藤尚武などをご覧になることもお薦めします。哲学者が議論を闘わせてきたテーマなどが解説されています。
私見ですが、公立校では宗教教育は出来ませんが、本来の宗教の持つ意味を教えるのも道徳教育に必要な気もします。宗教の「宗」とは本来「心」を意味するものだと思います。宗教=心の教えではないかと思います。教師自身が宗教的な背景を持つことは自身の判断の基準にもなるのではないでしょうか。

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Copyright © 2007 心に響く道徳教育をするために